夜職から社会復帰する方法5選！昼職への転職の悩みもご紹介

夜職を辞めて社会復帰をしたい。

夜職から昼職への転職は特殊で、昼職から昼職への転職とは全く違います。

通常の転職と同じようにやってしまうと、転職先が見つかりにくかったり途中で断念する事もあります。

今回は、夜職から社会復帰の方法や悩みについて解説して参ります。

夜職から社会復帰する方法

夜職から社会復帰する方法は状況によって違います。

状況別に分けると以下の通りです。

それぞれ解説して参ります。

専門学校に通って社会復帰する方法

夜職から昼職への社会復帰の第一歩として、専門学校に通う方法があります。

専門学校に通うメリットは以下の通りです。

生活のリズムを直しながら専門知識が身に付き、就職にも有利となるので、やりたい事が定まっているなら確実な方法と言えるでしょう。

ただし、お金や時間がかかるのがデメリットです。

資格を取得して社会復帰する方法

資格を取得する事で、社会復帰への道が開けることもあります。

資格を取得するメリットはこちらです。

働きたい分野が決まっているようでしたら、資格の取得はおすすめです。

やめておいた方が良いのは、不安だから何となく資格を取得する事。

資格の勉強は、将来への不安を取り除くように感じますが、仕事とは無関係の資格を取得しても時間の無駄です。

就職にも有利にならないので注意しましょう。

アルバイトから社会復帰する方法

社会復帰後は正社員でフルタイム出勤する。

実際、いきなりフルタイムで働くのは、きついと感じる方もいらっしゃいます。

そのような時は、アルバイトや拘束時間が短いお仕事からステップアップしていきましょう。

アルバイト経験も履歴書に書けるため、就職にも有利となります。

ただし、アルバイトや拘束時間の短い仕事だと、収入がすくなくなるのがネックと感じる方も多いでしょう。

職業訓練校に通い社会復帰する方法

職業訓練校は、国が就職支援を行う公的機関です。

訓練はハローワーク（職業安定所）に申し込む流れとなります。

就職や転職に役立つスキルや知識を身に付けたり、資格を取得したりする事が可能です。

職業訓練校に主な通うメリットはこちらです。

無料で受講できて給付金（条件有り）までもらえます。

しかし、メリットだけではなくデメリットもあります。

主なデメリットはこちらです。

職業訓練校に通うと3ヶ月から長いと2年間という事もあります。

また、ハローワークでは求人数は多いですが、夜職から昼職への転職に特化しているわけではありません。

広く浅くがハローワークの特徴なので、詳しい転職のアドバイスがもらえない事もあるでしょう。

夜型の生活だった人が社会復帰する方法

夜職では夜型の生活になりがち。

夜型の生活でずっと過ごしてきた方にとって、夜型の生活から朝起きる事は難易度が意外と高めです。

昼職に社会復帰しても生活リズムが直らず、夜眠れずに朝起きられないという方もいます。

睡眠不足では、仕事を覚えるのが難しかったり、疲れが残るので働いていくのが困難になるでしょう。

夜型の生活を直すには、非常に時間がかかります。

生活リズムの改善だけで、数か月間を要する事も。

夜型の生活を変える方法は、以下の通りです。

早起きしても日中が暇だと昼寝をしてしまう環境なので、予定を埋めておいた方が良いです。

昼職に社会復帰する寸前ではなく、1ヶ月以上前など余裕をもって改善していきましょう。

夜職の人が社会復帰するときの悩み

夜職の人が社会復帰するときの主な悩みはこちらです。

それぞれ解説して参ります。

前職をどのように伝えるか

前職をどのように伝えるかは夜職の人の大きな悩み。

履歴書には、「飲食業」「接客業」「サービス業」などと具体的な事は書かないのがおすすめです。

面接時に口頭で話した方が印象が良くなることも多いです。

ただし、夜職にはさまざまな業種があり、人それぞれの状況があるので、前述した方法がベストとは言い切れません。

確実性を求めるなら、夜職から昼職への転職アドバイザーに意見を聞くのが良いでしょう。

人間関係が苦手

人間関係が苦手といった理由で夜職を選んだ方もいるでしょう。

人とのコミュニケーションが苦手な方には、以下の2つの方法がおすすめです。

人間関係に慣れる

人間関係が苦手な人の中には、人とあまり接する機会がない為に「不得意」という事もあります。

「不得意」なのであれば、徐々に慣れていきましょう。

コミュニケーション能力は人と接すれば接するほど上がります。

社会復帰の一歩として、人に会ったり何かのコミュニティに参加していくのも良いでしょう。

できる事から少しずつ慣れていくのがコツです。

人間関係を避ける

人間関係がどうしても苦手で克服なんてできない。

そのような場合は、人と接する機会が少ない仕事を選ぶのも間違いではありません。

人と接する事が少ない仕事の一例はこちらです。

プログラマーやアフィリエイター、WEBライターなどは、完全在宅で仕事ができるので、全く人と合わないという事もできます。

人と会うだけが社会復帰ではないので、完全在宅の道を選んでも良いでしょう。

昼職ではお金が足りない

夜職から昼職への社会復帰では、金銭面が心配という方も多いでしょう。

実際に入社当初は、収入が下がる事が多いです。

しかし、10年20年先を見据えると状況は一変します。

夜職では収入が下がりますが、昼職は収入が上がる方が多いです。

生涯収入は、昼職の方が多いでしょう。

また、今の収入よりもできるだけ下げたくない人は、営業職がおすすめです。

営業職ではほとんどの仕事で歩合給があります。

営業成績が良ければ、昼職でも夜職並み、それ以上の稼ぎも可能です。

収入にこだわる方は、営業職に絞って探していきましょう。

昼職で働く自信がない

昼職で働く自信がない時は、何に対して自信がないのかを考える事が重要です。

知識がないのであれば勉強をしたり、毎日出勤するのが難しければアルバイトから始めたり。

考えてばかりでは前に進めませんが、苦手意識を克服する事も必要です。

元夜職だと後ろ指を指されそう

元夜職だと後ろ指を指されそうで怖いと思う方もいます。

昼職に転職して後ろ指を指されるときは、仕事に対して前向きでなかったり、態度が悪かったりする時です。

職場での評判が良くないからこそ、後ろ指を指されます。

仕事を真剣にこなしていれば、後ろ指を指される事はないでしょう。

夜職の人が社会復帰する時のポイント

社会復帰する時のポイントはこちらです。

1つずつ見ていきましょう。

自分のペースで社会復帰を目指す

昼職への転職を決意すると、一刻も早く成果が欲しいと思います。

その気持ち自体は悪い事ではありませんが、空回ってしまわないように注意する必要があります。

生活リズムの改善や社会復帰するための勉強、準備などにかかる時間は人それぞれです。

焦って転職しても、すぐに退職してしまっては意味がありません。

転職はゴールではなくスタートラインです。

理想を高くしすぎない

理想を高く持つこと自体は問題ありません。

ただし、理想が高すぎるせいで仕事が決まらないのならそれは大問題です。

お給料や業種、エリア、会社の規模など何かしらの妥協が必要な時もあります。

キャリアアップは、転職した後にも可能なので、まずはキャリアを積むという気持ちも大事です。

ビジネススキルやビジネスマナーを学ぶ

夜職しか経験してこなかった場合、ビジネススキルがなかったり、ビジネスマナーが分からない方も多いでしょう。

転職する業種や職種によっては勉強をしておくことも重要です。

入社してしまうと忙しく、勉強する時間と余力がなくなってしまう事もあります。

事前に準備しておくことで、転職の成功率をアップできるでしょう。

昼職の人と積極的に話してみる

昼職で働いている人と話をするのは、転職活動において有益です。

詳しい仕事内容を聞く事で、転職したい職業を絞り込めることやモチベーションアップにも繋がります。

また、昼職の先輩から様々なアドバイスももらえるでしょう。

転職活動の情報交換は、積極的に行いましょう。

夜職から昼職への転職サービスを利用する

夜職から昼職への転職は、夜職から昼職専門の転職サービスを利用するのがおすすめです。

キャバクラや風俗、AVなどからの昼職への転職は非常に特殊です。

応募する会社選びや履歴書の書き方、面接の受け答えなど一般的な転職とは異なります。

採用率を上げるためにも専門のアドバイザーに意見を聞くことをおすすめします。

まとめ

今回は、夜職から社会復帰に関して解説して参りました。

夜職から社会復帰は多くの障壁があり簡単とは言えません。

しかし、転職しようという強い意思があれば、道は開けていきます。

夜のお仕事から抜け出せることをお祈りしております。