夜職から昼職への転職は可能？難しいとされるポイント8つご紹介

キャバクラや風俗、AVなどで働いていると、昼職への転職を考える事もあるでしょう。

しかし、昼職が未経験だったり、ブランクが長かったりすると、転職は難しそうだからやめておこう。

このように諦めてしまう方も多いです。

事実、夜職から昼職の転職は、昼職から昼職への転職よりも障壁があります。

夜職で働いている方のほとんどがいずれ夜職を卒業します。

卒業してから大半の方が昼職への転職を成功されています。

今回は、夜職から昼職へ転職が難しいとされるポイントとその対処法をご紹介して参ります。

キャバ嬢から昼職への転職について知りたい方はこちらの記事をお読みください。

受け取れる給料が下がる

夜職から昼職への転職ではお給料が下がる傾向があります。

上記の数字にバックが加えられ、雑費などが天引きされるので概算として計算していますが、昼職では初任給で30万円をもらえる事は少なく、お給料が減ってしまう方が多いようです。

また、風俗やAVでは歩合給の事が多いので、稼ぐ金額はピンキリですが、1日に2万円～3万円以上稼ぐ方も多く、昼職に転職をすると収入が下がってしまう事も多いでしょう。

給料が下がる事についての対処法

夜職から昼職への転職は、お給料が下がってしまう事が多いですが、その対処法としては以下となります。

金銭感覚を直す

夜職で高収入を得ていると、いつの間にか金銭感覚が狂っていたという方も多いようです。

タクシーを辞めたり、コンビニではなくスーパーで買い物したり、自炊をするなどといった生活スタイルに変える必要があるでしょう。

注意点としては、昼職をするからと言って夜職で貯めた貯金を切り崩して生活をするのは危険です。

貯金を切り崩して生活をしていると、いつかは貯金が底をつきます。

このケースでは金銭感覚は直っていないので、お金が足りなくなり夜職へ戻ってしまう方も多いです。

歩合給が出る仕事を選ぶ

固定給＋歩合給で支払われる昼職もあります。

昼職の固定給では、夜職の給料に劣る事も多いですが、歩合給の出るお仕事であれば高収入も可能です。

金銭感覚を直せる自信のない方は、歩合給が高い仕事を選ぶのもアリでしょう。

生活のリズムが違う

特にキャバクラなどの飲み屋さんで長く働いていると、どうしても昼夜逆転をしてしまいます。

急に昼間の生活を送ろうとしても直らない方も多いです。

せっかく昼職に入社できたのに、朝起きられなくて辞めてしまうという方も多いので、生活リズムの改善を簡単に考えてはいけません。

生活のリズムが違う事についての対処法

深夜帯など夜間で働かなくてはいけない夜職の場合は、昼職へ転職する少し前に夜職を辞めておくことも必要です。

転職直前に夜職を辞めてしまうと、生活リズムが改善されないままに入社といった流れになってしまいます。

入社の少し前に辞めておけば、生活リズムが改善された状態で昼職に挑む事ができます。

生活リズムが改善されないまま入社してしまうと、疲れやストレス、仕事が覚えられないなどのデメリットが生じやすいので、可能な限り生活リズムを改善しておきましょう。

夜職だと採用されない会社もある

水商売に少なからず偏見を持っている会社もあるので、夜職が理由で不採用という事もあります。

ただし、この事が応募者の耳に入る事はまずありません。

その理由は、不採用の理由を開示する義務がないからです。

不採用の理由を話すと、納得いかないと抗議されたり、企業イメージが低下する恐れなどがあるからでしょう。

夜職だと採用されない会社についての対処法

夜職だと不採用としている会社に応募しても採用される事はまずありません。

しかし、求人で探しても夜職OKなのかNGかは分かりません。

夜職だと採用されない会社を除外するには、以下の方法がおすすめです。

1つずつ見ていきましょう。

知人の紹介で応募する

知人の紹介で応募する方法があります。

知人の紹介であれば、夜職がOKかを確認してもらってから応募する事ができます。

ただし、入社後に仕事を紹介してもらった手前、辞めにくい状況になる事もあるので注意が必要でしょう。

夜職から昼職の転職サービスを利用する

夜職から昼職の転職サービスを利用する方法もあります。

専門のアドバイザーであれば、夜職がOKな会社を知っている事も多いです。

また、予め夜職がOKかを確認をしてもらえることもあるので、スムーズにお仕事探しが可能です。

夜職から昼職の転職に特化しているので、その他の不安も解消できるでしょう。

やりたい昼職がない

夜職は辞めたいけどやりたい昼職がない。

このような悩みの方は大勢いらっしゃいます。

また、自分自身が何の仕事ができるのかが分からないといった声もあります。

やりたい事がないからと言って転職を先延ばしにしてしまうと、辞めたいと思いつつもダラダラと夜職を続けてしまう方も多いです。

やりたい昼職がない事についての対処法

夜職を辞めようと思っているけど、やりたい昼職がないのであれば、昼職について調べたり、知人などと積極的に話すようにします。

知識が増えれば増えるほど、興味が湧く仕事やできそうな仕事が見つかるようになります。

また、相談できる人がいなければ、夜職から昼職への転職サービスのアドバイザーと話すのも有効的。

いままで多くの転職希望者と話してきた経験があるので、いち早く興味を持てそうな仕事やできそうな仕事を見つけてくれるでしょう。

昼職未経験やブランクがある

初めて働いた仕事がキャバクラや風俗だったという方も多いです。

昼職未経験だと転職活動を始めてみると右も左も分からず、不安になってしまうのは夜職あるあるでしょう。

また、昼職をやっていたけど途中から夜職へ転職して、ブランクがある方も多いですね。

ブランクが長すぎると、それだけで敬遠される事もあるので、転職活動が難しくなることもあります。

昼職未経験やブランクがある事についての対処法

昼職未経験やブランクが長いと、正社員などで採用が前向きではなくなる会社はあります。

敬遠されない会社を見つけるには、求人ではなく前述した以下の方法が良いでしょう。

最初は正社員ではなく契約社員やアルバイトから正社員になる道もあります。

収入や条件を確認して、条件に合った仕事選びをしましょう。

また、転職は若ければ若い方が有利に働く事も多いです。

いずれか昼職に就く事をお考えでしたら、早めに行動に移す事をおすすめします。

履歴書や職務職務経歴の書き方が分からない

キャバクラや風俗、AVの仕事しかしてこなかった女性の場合、履歴書や職務経歴書に何と書けば良いかわからない。

夜職あるあるです。

店名を書けばよいのか、それともお店や事務所名の会社名を書けばよいのか。

当然、履歴書などを書く経験がないので、分からないことだらけです。

何が正解か分からず履歴書を投げ出す方も多いでしょう。

履歴書や職務職務経歴の書き方が分からない事についての対処法

一部の企業では夜職に偏見を持っていますが、夜職をやっていたことがアピールになる会社もたくさんあります。

履歴書や職務経歴書には、夜職経験を書いてもOKです。

ただし、書き方によって印象が変わる事もあります。

夜職から昼職への転職サービスで履歴書等の書き方を聞く方法が良いでしょう。

中途採用枠になる事もある

気が付けば夜職を数年間やっていた。

年齢を重ねると、昼職未経験でも中途採用枠として応募となる会社もあります。

中途採用枠では、社会人経験やスキルがある即戦力を求める傾向が強くなることも。

そのような事からも夜職から昼職への転職が難しいといえるでしょう。

中途採用枠になる事についての対処法

夜職経験が長いと中途採用枠になる事も多いです。

そのような会社を除外するには、求人ではなく前述した以下の方法が良いでしょう。

また、中途採用枠だとしても、夜職経験があればOKとしている企業もあるので、そのような会社を探すのも良いでしょう。

ビジネスマナーやスキルがない

夜職と昼職のビジネスマナーはどうしても違います。

勝手が違いすぎて、ストレスに感じてしまう方も多いでしょう。

具体例としては以下となります。

また、業種によっては専門的なスキルが必要とされる事もあります。

入社してからビジネスマナーを覚えてスキルまで身に付けるとなると非常に大変です。

ビジネスマナーやスキルがない事についての対処法

現在ビジネスマナーがなくても焦る必要はありません。

勉強すれば確実に身につきます。

様々な勉強方法がありますが、ここでは書籍をご紹介します。

また、業種によっては専門的なスキルが必要とされる事もあります。

そのような業種への転職を希望されているようでしたら、転職前に勉強をしておくことをおすすめします。

まとめ

夜職から昼職への転職が難しいとされているポイントとその対処法について解説しました。

実際、昼職から昼職への転職より難しいポイントは多いです。

しかし、夜職から昼職への転職が困難かと言われればそうではありません。

目の前の事を一つずつクリアしていけば、昼職への転職は実現できます。

今一歩踏み出してみましょう。